デジタル防災・減災WG
主な参加者リーダー:システムフォレスト、ラック
【2023年7月11日】「デジタル防災・減災WG」の第3回全体定例会議を開催しました
2023年7月11日に「デジタル防災・減災WG」の第3回全体定例会議を開催しました。
まず、マイナンバーカード(以下MNC)を活用した防災実証調査の事例紹介を行いました。
■全体方針
■MNC活用事例を踏まえた防災Solの可能性
事例の紹介後、MNCを活用した防災サービスの発展可能性について下記のような意見交換を実施しました。
- 浸水想定区域・土砂災害危険区域の住民情報は、今まで統計データなどメッシュ情報だった。MNCを利用して住民の通院歴といった健康情報などが特定できれば、避難ルートの詳細シミュレーションや情報提供ができる可能性がある。
- 避難所にMNCを使った受付システムを導入しているが、MNC利用はオプションのためコスト面もあり使えていない。少なくとも防災だけで平時からMNC活用をやっていくのは難しいと考えている。例えば、普段は観光情報を、緊急時には防災情報に切り替わるポータルサイトなどが考えうる。
- 例えば、阪神淡路大震災では発災直後の20分で8割の人が亡くなっているが、その情報はすごく後になってわかった。発災時の状況を正しく取得する手段として、MNCの有効性がある気がしている。
など
【2023年5月15日】「デジタル防災・減災WG」の第2回全体定例会議を開催しました
2023年5月15日に「デジタル防災・減災WG」の第2回全体定例会議を開催しました。第2回全体定例会議では、まず、各地で実施されている先行事例の紹介を行いました。
■事例紹介(1/2):ライティング防災アラートシステム(熊本県人吉市)
■事例紹介(2/2):人流データ(福岡県北九州市)
先行事例の紹介後、防災・減災に向けたデータの収集・活用について、メンバーと意見交換を実施しました。
- 過去の災害時には、避難所に避難している人の数がリアルタイムに分からず、用意すべき食料の量が分からなかったため、フードロスが発生してしまった。
- 過去の災害時には、避難所に避難せず車中泊などをしている人の数を把握できないという問題があった。
- 自治体の公式LINEで、防災に特化したポータルサイトを用意しているが、このような情報を知らない人や、たまたま訪問していた人も利用できるようにするため、情報の連携が重要であると考える。
- ダッシュボードを平時にも利用できるようにする必要があると考える。薬やアレルギーだけでなく、どのような情報をダッシュボードに登録できるとよいかを検討したい。
など
【2023年1月19日】「デジタル防災・減災WG」第1回全体定例会議を開催しました
2023年1月19日に「デジタル防災・減災WG」の第1回全体定例会議を開催しました。
第1回全体定例会議では、WGリーダーよりWGの進め方について説明し、WGメンバーで意見交換をしました。