九州統合ID・データ連携WG
主な参加者リーダー:九州経済連合会
【2023年6月14日】「九州統合ID・データ連携WG」の第3回全体定例会議を開催しました
2023年6月14日に「九州統合ID・データ連携WG」の第3回全体定例会議を開催しました。
第3回全体定例会議では、WGメンバーからパーソナルヘルスレコードに関する取組事例をご紹介いただきました。事例紹介の後、今後のWGの進め方について意見交換を実施しました。
■主に挙がった意見
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- パーソナルヘルスケアデータについては、B to Cの個人に対する利用において価値が出るのではないかと考える
- デジタル田園都市国家構想に関連する取組を進め上で、パーソナルヘルスレコードも含めて、個人の情報をいかに活用するかが重要であると考える。しかし、パーソナルヘルスレコードの情報を扱うためには工夫が必要である。例えば、血液検査の情報を県またぎで連携しようとしても、検査方法が複数種類あるため検査方法が異なると比較ができなかったりする。
- 健康データに関する取組として、バスの運転手の健康管理について検討したことがある。高齢者マンションなどで健康データの活用ができるかもしれない
- 今回紹介されたソリューションを活用してどのような取組を実施できそうか、市町村とも議論を進めていきたい
- オープンデータに関してはデジタル防災・減災WGと連携しながら取組を進め、パーソナルデータに関してはパーソナルヘルスレコードの活用について検討を進めるなどのような動きをしていきたい
【2023年2月13日】「九州統合ID・データ連携WG」第2回全体定例会議を開催しました
2023年2月13日に「九州統合ID・データ連携WG」の第2回全体定例会議を開催しました。
第2回全体定例会議では、行政データの連携事例として長崎県の取組をご紹介しました。
■長崎県の取組
長崎県の事例紹介を受けて、質疑応答を交えながらWGメンバーでデータ連携の在り方について意見交換をしました。
■主に挙がった意見
- 九州DX推進コンソーシアムのWGでの取組のなかで長崎県の基盤を活用するためには、長崎県内での議論が必要。
- 九州DX推進コンソーシアムの実証のフィールドが長崎県の自治体である場合は、現在の枠組みでも長崎県の基盤を利用可能。
- 「防災」に関するパーソナルデータの連携について、長崎県ではまだ具体的な動きはないが、長崎県で基盤を整備する際には連携の重要性が大きな話題となった。
- 民間企業にもデータを提供いただく場合、お金のやり取りが発生すると考える。民・民の間でのやり取りについては課題になると考える。
- 広域で連携することにより価値の出るデータとして
- 喫煙所やトイレの位置情報
- 看護関連のデータ
- 県外などに引っ越した「家族」のデータ
- 水位変化(九州は台風被害・土砂災害が多い)
などが挙がった。
- 各地でデータ連携基盤が整備されるなかで、広域でのデータ連携を実現するにあたり、データのフォーマットが必ずしも統一化されていないことが課題である。
【2022年12月1日】「九州統合 ID・データ連携WG」第1回全体定例会議を開催しました
2022年12月1日に「九州統合 ID・データ連携WG」の第1回全体定例会議を開催しました。
第1回全体定例会議では、冒頭にWGの進め方についてWGリーダーから説明した後にWGメンバーの紹介をしました。その後、最近の動向として「デジタル田園都市国家構想」などの国の動きおよび、九州の動きを説明し、パーソナルデータの連携事例として前橋市で進められている「めぶくID・まえばしダッシュボード」の取組についてパーソナルデータの連携事例としてご紹介しました。
■国の動き(デジタル田園都市国家構想)
■九州の動き
■前橋市の取組
最後に、WGメンバーでデータ連携の在り方について意見交換 をしました。
■主に挙がった意見
- 家族の単位で連携できるサービスがあるとよい。
- 亡くなった方のデータをいかに活用するかも検討したい。
- 広域で連携することにより価値が出るデータをどのようなデータなのか検討したい。
- 市単位で取組を進めている前橋市の事例を参考に、いかに領域を広げられるかを検討したい。